今のところ、仕事の合間にポスティング、夜や雨降りの日にホームページとSNS、という動き方をしています。
どのページも作りかけですが、少しずつ充実させていきたいと思います。
(2026年10月20日更新)
市内の児童養護施設に勤めて10年目になります。施設では、それぞれに事情があって家族と暮らせない子どもが生活しています。
私たち職員の仕事は、子どもと一緒の部屋で寝泊まりして、食事をとり、学校や幼稚園に送り出し、帰ってきた子どもを迎え入れ、宿題を見たり遊んだり一緒にのんびりしたり……。子どもも大人も一緒に、得意なことを生かしあい、より良い暮らしをつくる家を目指す仲間として生活することを目指してきました。
私も子どもに楽しさや喜びをもらいながら、様々な課題に向き合ってきました。年数を重ねるうちに、施設の子どもの暮らしをよくするためにも、街をもっとよくしたい。そのために地域に出て、多くの人とかかわり、学び、一緒に働きたいと思うようになりました。
例えば、施設にも学校での学習や集団生活に困難を感じる子がいます。学習支援をしたり、話を聞いたりすることはできます。しかし、学校内での支援体制を整備する、不登校になった場合の日中の居場所を確保して人とのつながりをつくる、といったことは、地域や行政の力をいただかなければできません。
また、私たち施設職員は、時に「施設の子は丁寧に見てもらえていいが、地域の中にはもっと辛い状況の子どもがいる」という声を聞くことがあります。私たちは子どもとの暮らしを生業としていますが、地域のご家庭は暮らしと別に生業があります。子どもが豊かに暮らせるまちづくりのためには、地域の力を充実させるとともに、行政の直接的、間接的な支援を充実させることが必要です。
2021年の末に加須市議とお話しする機会があり、私は家庭の教育費負担について話しました。施設に勤めていると、毎年子どもが持ち帰る、様々な教材の購入案内を見ます。施設では措置費という公のお金で購入しますが、一般的には家計から買うものです。こういった学用品の一つ一つは少額でも、積み重なればけっこうな負担となります。使う機会が多くないものは学校の備品として用意するなど、工夫できないだろうか……。
そう話したら、議員に「それは議会に請願を出しましょう!」と言われて、2022年に加須市議会へ「加須市立小中学校の教材の配備に関する請願書」を提出しました。この請願は不採択(コロナ禍のなか、教材の共有が感染リスクを高めるのではないかという懸念から反対多数)となりましたが、年々こういった「隠れ教育費」への関心が高まっています。2026年度は加須市の小中学校の給食費が無償化され、市議会の質問でも家庭の教育費負担について取り上げられることが多くなりました。
政治は、大きな主義主張だけでなく、私たちの暮らしの中にあるちょっとした疑問、困りごと、変えたいという気持ちからでも動かせます。声を上げること、聞くことが、多くの人の暮らしを良くするきっかけになり得ます。
ルールや税金の使いみちを決めるときは、自分とは異なる立場・経験・意見をもつ人の視点を謙虚に受け止め、丁寧な説明と議論を重ねることが大切です。信頼と納得のもとで、お互い様に支え合う共生社会をつくっていきましょう。ぜひ、ご一緒に!
住 所:加須市旗井197-1-202
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